マイホーム購入の際の資金計画

住宅ローン

マイホーム購入の前に希望条件を整理するのと同時に、資金計画を立てておくことをお勧めします。資金計画を立てて、ある程度予算を決めておくことで、その後に見学する不動産も絞れてきます。更に、マイホームの購入代金以外にどのような費用が発生するかも把握しておきましょう。

マイホーム購入時の資金

購入者が調達する資金

調達資金=自己資金+借入資金+その他の資金(親からの住宅取得資金の贈与など)

マイホーム購入に必要な資金

購入資金=住宅購入代金+諸費用(購入経費)

マイホーム購入にかかる主な諸費用

諸費用には、仲介手数料、ローンの諸費用、不動産取得税等の購入代金以外にかかる費用等が有ります。中古住宅を購入してリフォームを予定しているときは、リフォーム費用も別途必要になります。

売買契約時

仲介手数料(取引完了時の場合もあり) 成約価格×6万円+消費税(成約価格が400万円を超える場合)
収入印紙 売買価格により税額が確定

金銭消費貸借(住宅ローン)契約時

融資事務手数料 3~5万円+消費税。金融機関によっては、融資額の1~2%+消費税。
収入印紙 融資額及び特約により税額が確定
保証料 融資額の2%前後(金利に上乗せや事務手数料に含まれる場合は0円)

残金決済(お引き渡し)時

所有権移転登記費用 司法書士の見積もりによる。
抵当権設定登記費用 司法書士の見積もりによる。
建物表示登記費用(新築の場合) 土地家屋調査士による。建売住宅の場合10万円前後
火災保険料 保金額、プランによる。
固定資産税・都市計画税の清算金 残金決済日から12月31日までの日割り清算(起算日により異なる)
管理費・修繕積立金の清算金(マンションの場合) 残金決済日から月末までの日割り清算(起算日により異なる)
その他 引越し費用、付帯設備又はリフォーム費用、不動産取得税他

余裕を持った資金計画を立てましょう

調達資金は自己資金プラス住宅ローンなどの借入金が一般的ですが、両親からの資金援助等も考えられます。
住宅ローンに関しましては、低金利時代が続いており、低金利で多くの融資を受けることが可能ですが、無理をして多く借りすぎてしまうと、ローン破綻を招く危険性が高くなります。将来お子様の教育資金等も必要になる可能性もあり、余裕のある返済の範囲で借入金額を決めることが大切です。
マンションを購入する場合には、借入金の返済だけでなく、管理費・修繕積立金等が毎月必要になるので、その費用も考慮しておく必要が有ります。

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