フラット35の最新金利・事務手数料の比較|住宅ローン

住宅ローン

フラット35を取り扱い金融機関別にまとめてみました。同じフラット35でも金融機関によって金利や事務手数料、その他条件が異なります。例えば、事務手数料が定率のタイプと最初の支払いを抑えた定額のタイプ等、金利ばかりに目が行きがちですが、事務手数料や条件面も含めて比較検討するとよいでしょう。

フラット35の比較

融資率:9割以下、借入期間:21年以上35年以下の条件で、2023年4月の各金融機関のフラット35を比較してみました。金融機関によって、金利や事務手数料が若干異なります。フラット35を検討する際にご参照下さい。

住信SBIネット銀行
フラット35S【買取型】金利Aタイプ

融資率:9割以下、借入期間:21年以上35年以下

当初10年金利1.510%11年目以降金利1.760%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 21年~35年
団信 新機構団体信用生命保険付き 事務手数料 融資金額×1.65%(税込)
金融機関 住信SBIネット銀行

融資割合9割以下で機構団信加入の場合
一部繰り上げ返済:無料
S仕様の場合、当初5年間又は10年間の金利優遇有り

ファミリーライフサービス
フラット35S【手数料先払いタイプ】金利Aタイプ

融資率:9割以下、借入期間:21年以上35年以下

当初10年金利1.510%11年目以降金利1.760%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 21年~35年
団信 新機構団体信用生命保険付き 事務手数料 融資金額×1.68%(税込)
金融機関 ファミリーライフサービス

融資割合9割以下で機構団信加入の場合
一部繰り上げ返済:無料
S仕様の場合、当初5年間又は10年間の金利優遇有り

ARUHI
ARUHI フラット35S 金利Aタイプ

融資率:9割以下、借入期間:21年以上35年以下

当初10年金利1.510%11年目以降金利1.760%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 21年~35年
団信 新機構団体信用生命保険付き 事務手数料 融資金額×2.2%(税込)
金融機関 ARUHI

融資割合9割以下で機構団信加入の場合
一部繰り上げ返済:無料
S仕様の場合、当初5年間又は10年間の金利優遇有り
WEB申し込みで事務手数料が融資金額×1.1%(税込)に!但し、申込み書類の受け渡しが郵送になるうえ、実行までに1.5か月程の期間を要する。

クレディセゾン
フラット35S 金利Aタイプ

融資率:9割以下、借入期間:21年以上35年以下

当初10年金利1.510%11年目以降金利1.760%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 21年~35年
団信 新機構団体信用生命保険付き 事務手数料 融資金額×2.2%(税込)
金融機関 クレディセゾン

融資割合9割以下で機構団信加入の場合
一部繰り上げ返済:無料
S仕様の場合、当初5年間又は10年間の金利優遇有り

ファミリーライフサービス
フラット35S【標準タイプ2】金利Aタイプ

融資率:9割以下、借入期間:21年以上35年以下

当初10年金利1.639%11年目以降金利1.889%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 21年~35年
団信 新機構団体信用生命保険付き 事務手数料 102,700円(税込)
金融機関 ファミリーライフサービス

融資割合9割以下で機構団信加入の場合
一部繰り上げ返済:無料
S仕様の場合、当初5年間又は10年間の金利優遇有り

ファミリーライフサービス
フラット35S【標準タイプ1】金利Aタイプ

融資率:9割以下、借入期間:21年以上35年以下

当初10年金利1.659%11年目以降金利1.909%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 21年~35年
団信 新機構団体信用生命保険付き 事務手数料 33,000円(税込)
金融機関 ファミリーライフサービス

融資割合9割以下で機構団信加入の場合
一部繰り上げ返済:無料
S仕様の場合、当初5年間又は10年間の金利優遇有り


フラット35に関連する住宅ローンの比較

各金融機関から、フラット35に関連した住宅ローンの商品が出ているので、そちらも比較してみました。商品によっては金利がかなり安くなっているものもあり、フラット35を検討する際にご参照下さい。尚、金利は2023年4月現在のものです。

クレディセゾン
フラット35S(保証型)【プラン6】金利Aタイプ

自己資金:4割以上、借入期間:21年以上35年以下

当初10年金利1.030%11年目以降金利1.280%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 15年~35年
団信 別途 事務手数料 融資金額×2.2%(税込)
金融機関 クレディセゾン

機構団信加入の場合は金利が異なります。
一部繰り上げ返済:無料
金利Bタイプの場合、金利優遇は当初5年間となります。

クレディセゾン
フラット35S(保証型)【プラン7】金利Aタイプ

自己資金:3割以上、借入期間:21年以上35年以下

当初10年金利1.080%11年目以降金利1.330%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 15年~35年
団信 別途 事務手数料 融資金額×2.2%(税込)
金融機関 クレディセゾン

機構団信加入の場合は金利が異なります。
一部繰り上げ返済:無料
金利Bタイプの場合、金利優遇は当初5年間となります。

ARUHI
ARUHI スーパーフラット5S金利Aプラン

自己資金:5割以上、借入期間:15~35年

当初10年金利1.100%11年目以降金利1.350%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 15年~35年
団信 別途 事務手数料 融資金額×2.2%(税込)
金融機関 ARUHI

自己資金5割
機構団信加入の場合、金利+0.28%
一部繰り上げ返済:無料
S仕様の場合、当初5年間又は10年間の金利優遇有り

ARUHI
ARUHI スーパーフラット6S金利Aプラン

自己資金:4割以上、借入期間:15~35年

当初10年金利1.110%11年目以降金利1.360%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 15年~35年
団信 別途 事務手数料 融資金額×2.2%(税込)
金融機関 ARUHI

自己資金4割
機構団信加入の場合、金利+0.28%
一部繰り上げ返済:無料
S仕様の場合、当初5年間又は10年間の金利優遇有り

ARUHI
ARUHI スーパーフラット7S金利Aプラン

自己資金:3割以上、借入期間:15~35年

当初10年金利1.120%11年目以降金利1.370%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 15年~35年
団信 別途 事務手数料 融資金額×2.2%(税込)
金融機関 ARUHI

自己資金3割
機構団信加入の場合、金利+0.28%
一部繰り上げ返済:無料
S仕様の場合、当初5年間又は10年間の金利優遇有り

ARUHI
ARUHI スーパーフラット8S金利Aプラン

自己資金:2割以上、借入期間:15~35年

当初10年金利1.130%11年目以降金利1.380%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 15年~35年
団信 別途 事務手数料 融資金額×2.2%(税込)
金融機関 ARUHI

自己資金2割
機構団信加入の場合、金利+0.28%
一部繰り上げ返済:無料
S仕様の場合、当初5年間又は10年間の金利優遇有り

クレディセゾン
フラット35S(保証型)【プラン8】金利Aタイプ

自己資金:2割以上、借入期間:21年以上35年以下

当初10年金利1.130%11年目以降金利1.380%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 15年~35年
団信 別途 事務手数料 融資金額×2.2%(税込)
金融機関 クレディセゾン

機構団信加入の場合は金利が異なります。
一部繰り上げ返済:無料
金利Bタイプの場合、金利優遇は当初5年間となります。

クレディセゾン
フラット35S(保証型)【プラン9】金利Aタイプ

自己資金:1割以上、借入期間:21年以上35年以下

当初10年金利1.180%11年目以降金利1.430%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 15年~35年
団信 別途 事務手数料 融資金額×2.2%(税込)
金融機関 クレディセゾン

機構団信加入の場合は金利が異なります。
一部繰り上げ返済:無料
金利Bタイプの場合、金利優遇は当初5年間となります。

ARUHI
ARUHI スーパーフラット9S金利Aプラン

自己資金:1割以上、借入期間:15~35年

当初10年金利1.220%11年目以降金利1.470%

金利タイプ 全期間固定 返済期間 15年~35年
団信 別途 事務手数料 融資金額×2.2%(税込)
金融機関 ARUHI

自己資金1割
機構団信加入の場合、金利+0.28%
一部繰り上げ返済:無料
S仕様の場合、当初5年間又は10年間の金利優遇有り


フラット35のメリット・デメリット

また、フラット35は、一般的な都市銀行や地方銀行などの住宅ローンと比較すると、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット1.一般の銀行に比べて審査がゆるい

都市銀行や地方銀行などの住宅ローンではお取り扱いできないケース、例えば、「転職して1年未満」、「契約社員・派遣社員・アルバイト等」、「自営業者」、「セカンドハウス・親族居住用」など、住宅購入を諦めていた方も、フラット35ではお申込み可能である。

メリット2.毎月の返済額が一定で安心

全期間固定金利であるため、経済状況に左右されず、最初にローン完済時までの支払いが確定するので、計画が立てやすい。

デメリット1.金利や諸費用が高い

都市銀行や地方銀行などの住宅ローンの変動金利と比較すると、フラット35の金利や諸費用は若干高い。

デメリット2 お借入額が購入価額の9割を超えると金利が上がる

フラット35は融資金額が建設費・購入価額の9割を超えると、金利が高くなります。

デメリット3 フラット35の基準に適合する住宅に限られる

フラット35を利用するためには、建築または購入する住宅が、 住宅金融支援機構の定める技術基準(耐久性や維持管理状況など)に適合している事が条件となります。

フラット35のメリット・デメリットにつきましては下記のページをご参照下さい。

まとめ

フラット35を利用する際は、上記のメリット・デメリットを十分に考慮し、検討する必要があります。また、金融機関によって金利や条件が異なるため、自分に合った金融機関や商品を選ぶことが大切です。

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